知的障害児・者の保護者らでつくる秋田市手をつなぐ育成会(高橋精一会長)の勉強会が16日、同市旭北栄町の県社会福祉会館で開かれた。県立横手養護学校教諭の高澤衣久子さんが講演し、地域での障害者支援の在り方に理解を深めた。
高澤さんは昨年までの10年間、神奈川県の茅ケ崎養護学校に勤務。同校が茅ケ崎市社会福祉協議会と連携し、地域住民を対象に「障がい児サポーター養成講座」を開いていることを紹介し、「障害のある子どもとの接し方を理解するために、講座参加者が養護学校の子どもたちと遊んだり、一緒に大型ショッピングセンターへ買い物に出掛けたりする実習も行っている」と述べた。
その上で高澤さんは「子どもたちが特別支援学校などを卒業すると、教師が支援できることは限られている。障害者が自立するためには、地域や職場の理解者を増やしていくことが大切」と強調した。
(2014/03/17 13:42 更新)秋田魁新報
高澤さんは昨年までの10年間、神奈川県の茅ケ崎養護学校に勤務。同校が茅ケ崎市社会福祉協議会と連携し、地域住民を対象に「障がい児サポーター養成講座」を開いていることを紹介し、「障害のある子どもとの接し方を理解するために、講座参加者が養護学校の子どもたちと遊んだり、一緒に大型ショッピングセンターへ買い物に出掛けたりする実習も行っている」と述べた。
その上で高澤さんは「子どもたちが特別支援学校などを卒業すると、教師が支援できることは限られている。障害者が自立するためには、地域や職場の理解者を増やしていくことが大切」と強調した。
(2014/03/17 13:42 更新)秋田魁新報