近江学園を創設し、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄の生誕百年の記念式典第一部のパフォーマンスライブが29日、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで始まり、障害者や糸賀の思想に共鳴する著名人らが歌や演奏を繰り広げた。
近江学園で糸賀が取り組んだ子どもらの表現活動を受け継ぎ、障害のあるなしにかかわらず表現を通じて共感の輪を広げようと開催された。
県内各地で音楽やダンスを行うワークショップグループのほか、ミュージシャンの小室等さん、坂田明さん、谷川賢作さんらが出演。同会館を拠点に活動するさきらジュニアオーケストラの演奏では、途中からダンスや太鼓のメンバーが登場し、元気あふれる共演に会場が盛り上がった。
フィナーレは詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を出演者約200人が歌った。来場した大津市の茶道講師張間幸子さん(55)は「自分の感じたままを表現している姿に感動した。見ている自分も変わっていく感じがする」と話した。
30日には式典第二部で記念講演がある。
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糸賀一雄生誕百年記念式典のライブパフォーマンスで、さきらジュニアオーケストラの演奏に登場し、踊る出演者たち(栗東市・栗東芸術文化会館さきら)
【 2014年03月29日 23時15分 】京都新聞
近江学園で糸賀が取り組んだ子どもらの表現活動を受け継ぎ、障害のあるなしにかかわらず表現を通じて共感の輪を広げようと開催された。
県内各地で音楽やダンスを行うワークショップグループのほか、ミュージシャンの小室等さん、坂田明さん、谷川賢作さんらが出演。同会館を拠点に活動するさきらジュニアオーケストラの演奏では、途中からダンスや太鼓のメンバーが登場し、元気あふれる共演に会場が盛り上がった。
フィナーレは詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を出演者約200人が歌った。来場した大津市の茶道講師張間幸子さん(55)は「自分の感じたままを表現している姿に感動した。見ている自分も変わっていく感じがする」と話した。
30日には式典第二部で記念講演がある。

糸賀一雄生誕百年記念式典のライブパフォーマンスで、さきらジュニアオーケストラの演奏に登場し、踊る出演者たち(栗東市・栗東芸術文化会館さきら)
【 2014年03月29日 23時15分 】京都新聞