■あすから栗東で記念式典
知的障害児施設「近江学園」の設立に力を尽くし、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄さん(1914〜68年)が今年で生誕100年となるのに合わせ、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで29、30の両日、記念式典が開かれる。サックス奏者、坂田明さんと障害者らで構成するダンスグループのパフォーマンスや、式典のためにつくられた歌の披露などがある。
県や福祉団体などでつくる実行委員会が主催。昨年から糸賀さんの功績を紹介する資料展示などさまざまなイベントを展開してきた。記念式典はそのフィナーレを飾る。
29日は、歌手の小室等さん監修の県民が参加するライブパフォーマンスがある。坂田さんのサックスによる即興演奏に合わせ、障害者らで構成するダンスグループが演技を披露。栗東市の児童生徒らが所属するジュニアオーケストラと障害者らの合奏などもある。
また、詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を参加者で合唱する。
坂田さんは「障害者と健常者が一緒に何かをやる場があることが大切。そういう思いが伝わるものにしたい」と話している。
30日には、障害者福祉に尽力した人に贈られる「糸賀一雄記念賞」の授賞式などが予定されている。
詳しい問い合わせは、県社会福祉事業団((電)0748・46・8100)。
2014.3.28 02:40 MSN産経ニュース
知的障害児施設「近江学園」の設立に力を尽くし、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄さん(1914〜68年)が今年で生誕100年となるのに合わせ、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで29、30の両日、記念式典が開かれる。サックス奏者、坂田明さんと障害者らで構成するダンスグループのパフォーマンスや、式典のためにつくられた歌の披露などがある。
県や福祉団体などでつくる実行委員会が主催。昨年から糸賀さんの功績を紹介する資料展示などさまざまなイベントを展開してきた。記念式典はそのフィナーレを飾る。
29日は、歌手の小室等さん監修の県民が参加するライブパフォーマンスがある。坂田さんのサックスによる即興演奏に合わせ、障害者らで構成するダンスグループが演技を披露。栗東市の児童生徒らが所属するジュニアオーケストラと障害者らの合奏などもある。
また、詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を参加者で合唱する。
坂田さんは「障害者と健常者が一緒に何かをやる場があることが大切。そういう思いが伝わるものにしたい」と話している。
30日には、障害者福祉に尽力した人に贈られる「糸賀一雄記念賞」の授賞式などが予定されている。
詳しい問い合わせは、県社会福祉事業団((電)0748・46・8100)。
2014.3.28 02:40 MSN産経ニュース