大阪市は31日、障害児向けのデイサービスや短期入所施設を運営する「ライト・スノー」(鶴見区)が給付費約5000万円を不正に受け取ったとして、加算額を含め約7000万円の支払いを請求したと発表した。
不正受給に関わった7事業所について、障害児通所事業者や障害福祉サービス事業者の指定を4月30日付で取り消す。
市によると、7事業所では2011年11月〜13年12月、実施していないサービスを提供したと偽って、障害児通所給付費や介護給付費を不正請求した。一部の事業所では、配置が義務づけられている常勤の管理者や児童発達支援管理責任者がいない期間があった。
12年11月に匿名の通報が市役所にあり発覚した。調査に対し「採算が取れなかった」と不正受給を認めている。
[ 2014年3月31日 19:43 ]中日新聞