国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(高崎市寺尾町)は4日、女性職員が男性入所者の頭をたたいた行為を7カ月にわたって県や市に通報していなかったと発表した。
同園によると、40代の女性職員が昨年8月29日、男性の頭を複数回たたいたとみられるが、けがはなかった。当時、この職員から報告を受けていたが「目撃証言がなく、確実に虐待と認定できなかったため通報しなかった」という。今年3月31日に高崎市に、4月1日に県に通報した。
障害者虐待防止法では、福祉施設などで障害者が虐待されたり、されている可能性がある場合、行政への通報を義務付けている。同園は「再発しないよう必要な措置を講じる」とコメントしている。
毎日新聞 2014年04月05日 地方版
同園によると、40代の女性職員が昨年8月29日、男性の頭を複数回たたいたとみられるが、けがはなかった。当時、この職員から報告を受けていたが「目撃証言がなく、確実に虐待と認定できなかったため通報しなかった」という。今年3月31日に高崎市に、4月1日に県に通報した。
障害者虐待防止法では、福祉施設などで障害者が虐待されたり、されている可能性がある場合、行政への通報を義務付けている。同園は「再発しないよう必要な措置を講じる」とコメントしている。
毎日新聞 2014年04月05日 地方版