障害者が描いた絵をデザインした封筒や段ボール箱を販売して、社会参加を後押しする「だんだんボックスプロジェクト」の一環として、食品製造の久原本家グループ(久山町)が、障害者を対象に公募した絵画展の入選作が決まった。「食べてみたいな〜」をテーマに描いた大賞受賞作5点は、西鉄バスの車体にデザインされ「アートバス」として、来年3月まで福岡市内を走る。
プロジェクトは、全国の企業経営者や大学教授などの有志が、2010年から展開。久原本家が主催する絵画展は11年に第1回を開催し、入賞者の絵は同社の商品発送用段ボール箱にもデザインされ「ホッとする」「贈答用にも使える」と好評を得た。
2回目の今回は、県内を中心に870点の応募があり、同社の河辺哲司社長やプロジェクトの関係者、料理家熊谷喜八氏が審査した。
大賞の5点には、ライオンと一緒にスイカを食べる様子、大きなリンゴ、色とりどりの野菜が並ぶ畑などが描かれている。5点は、福岡市内を走る西鉄バスの25番路線の車体にデザインされ、既に4月から運行している。
河辺社長は「新しい文化の創造としても、だんだんボックスプロジェクトを応援したい」としている。
=2014/05/01付 西日本新聞朝刊=
プロジェクトは、全国の企業経営者や大学教授などの有志が、2010年から展開。久原本家が主催する絵画展は11年に第1回を開催し、入賞者の絵は同社の商品発送用段ボール箱にもデザインされ「ホッとする」「贈答用にも使える」と好評を得た。
2回目の今回は、県内を中心に870点の応募があり、同社の河辺哲司社長やプロジェクトの関係者、料理家熊谷喜八氏が審査した。
大賞の5点には、ライオンと一緒にスイカを食べる様子、大きなリンゴ、色とりどりの野菜が並ぶ畑などが描かれている。5点は、福岡市内を走る西鉄バスの25番路線の車体にデザインされ、既に4月から運行している。
河辺社長は「新しい文化の創造としても、だんだんボックスプロジェクトを応援したい」としている。
=2014/05/01付 西日本新聞朝刊=