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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者就労施設でジェラート作り本格化 栃木の「すまいるわーく桜」

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 【栃木】大平町川連の社会福祉法人天成会(島田耕輔理事長)が運営する就労支援施設「すまいるわーく桜」が本年度から、新たにジェラートの製造を開始した。施設で栽培したイチゴやブルーベリー、地元農家が生産した黒大豆を使用し、今月中旬にも市内の飲食店のメニューに並ぶ予定。本年度中には市中心部に出店し、販売を手掛けるという。同施設によると、障害者の就労支援施設によるジェラート作りは珍しいという。

 同施設は2007年開所。精神、知的、身体障害者就労を支援している。イチゴや菌床シイタケなどの生産や軽作業に取り組み、イチゴは埼玉県のホテルや小山市のレストランで使用されているほか、ブルーベリーは地元スーパーなどで販売されている。

 ジェラート作りは、生産する農産物のロスの多さを解消したいと考えことがきっかけ。収穫の際に利用者が傷つけたり、本来出荷できるものまでロスに計上してしまうことなどが原因で、一般農家よりも2割近く多くロスしていた。

 ジャムの加工販売などを行ったが、思うように売れなかったため、より付加価値がある商品として着目。賞味期限が無く、在庫管理がしやすい点も魅力だったという。林野庁の一部補助を受けて本県産の木材を使用した新たな工房を建設し、4月から試作品作りに着手した。



下野新聞 6月5日 朝刊

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