佐久市鳴瀬の有限会社「ねば塾」代表取締役でNPO法人傘の会理事長、笠原愼一さん(62)が4日に社会福祉功労者として知事表彰を受け、5日、市役所で柳田清二市長に報告した。笠原さんは長年にわたり障害者福祉に尽力。ねば塾で障害者らが作る高品質のせっけんは全国で販売されるまでになった。
笠原さんは「障害者福祉の制度が進んだのはありがたい。一方で、制度がないと続けられないジレンマもある。表彰を受け、次の責任を感じる」と語った。柳田市長は「民間で障害者の居場所や役割を作り、導いていただいた。素晴らしい商品をPRしていきたい」と功績をたたえた。
笠原さんは佐久市出身。知的障害者授産施設などの勤務を経て、1978年に障害者2人と福祉事業所「ねば塾」を設立した。93年に法人化し、現在は社員44人。生産するせっけんは東京の羽田空港や東京ソラマチなどでも販売中という。障害者共同生活住居3カ所も運営している。
毎日新聞 2014年06月06日 地方版
笠原さんは「障害者福祉の制度が進んだのはありがたい。一方で、制度がないと続けられないジレンマもある。表彰を受け、次の責任を感じる」と語った。柳田市長は「民間で障害者の居場所や役割を作り、導いていただいた。素晴らしい商品をPRしていきたい」と功績をたたえた。
笠原さんは佐久市出身。知的障害者授産施設などの勤務を経て、1978年に障害者2人と福祉事業所「ねば塾」を設立した。93年に法人化し、現在は社員44人。生産するせっけんは東京の羽田空港や東京ソラマチなどでも販売中という。障害者共同生活住居3カ所も運営している。
毎日新聞 2014年06月06日 地方版