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障害者が作った商品 熊本にきょう開店

 福祉作業所などで働く障害者らが作った日用品や雑貨を扱うアンテナショップ「UMU(う〜む)」が2日、熊本市中央区南坪井町の上乃裏通り沿いにオープンする。「使ってみたい」「プレゼントしてみたい」と思われる品物を基本理念に作った竹細工や布製品、陶器、絵画がそろっている。

 市が雇用支援事業として、市場調査会社「調べ考房」(熊本市中央区)に運営を委託。16平方メートルの空き店舗を改装し、市内を中心とする16作業所と個人が手がけた製品を扱う。店名には、客に「うーむ」と納得してもらおうとの思いを込めた。

 辛子レンコンの形をした箸置き、オリーブオイルのせっけん、恐竜や動物といった絵が描かれた缶バッジなどを販売。高級砂糖・和三盆を使ったクッキー、左利き用の調理器具といったユニークなものもある。

 市の委託は12月までで、来年以降は「調べ考房」が独自に運営する方針。同社の矢上智世子さん(53)は「製品を手がけた障害者の思いをお客さんに伝え、障害者の意欲につなげられるような店にしていきたい」と話している。

 午前11時〜午後9時。火曜定休。問い合わせは「UMU」(096・221・9326)へ。

2014年07月02日 読売新聞

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