高校新卒者や障害者の雇用機会の確保を目指し、塩釜市の佐藤昭市長らが10日、地元の主要企業約15社を訪問して求人の拡大を要請した。雇用実績の高い企業には、感謝を込め市から「新規学卒者雇用 率先垂範事業者の証」と銘打った地酒を贈った。
塩釜公共職業安定所管内2市4町の今年3月末の高卒者就職内定率は98・5%と高水準だったが、県内平均(98・9%)にはなお及ばず、求人の出足も例年遅いため、夏休み前の早い時期の要請となった。
カツオ、マグロなどの水産加工業「明豊」(同市新浜町2、松永賢治社長)では、佐藤市長が「今年も引き続き協力を」と要請文と感謝酒を手渡した。同社は国・市の震災復興支援事業で昨秋、加工場を新設し業務を拡大中で、松永社長は「『企業は人なり』を痛感している。今年も5人くらいは採用したい」と答えた。塩釜高校卒で入社2年目の女性社員2人も同席、「予想した以上に楽しく、やりがいがある」と話し、後輩らの就職を応援していた。
同安定所などは23日、就職を希望する来春卒業予定の高校生約350人を対象に、企業側と面談する事業所説明会を塩釜ガス体育館(同市今宮町)で開く。
毎日新聞 2014年07月11日 地方版
塩釜公共職業安定所管内2市4町の今年3月末の高卒者就職内定率は98・5%と高水準だったが、県内平均(98・9%)にはなお及ばず、求人の出足も例年遅いため、夏休み前の早い時期の要請となった。
カツオ、マグロなどの水産加工業「明豊」(同市新浜町2、松永賢治社長)では、佐藤市長が「今年も引き続き協力を」と要請文と感謝酒を手渡した。同社は国・市の震災復興支援事業で昨秋、加工場を新設し業務を拡大中で、松永社長は「『企業は人なり』を痛感している。今年も5人くらいは採用したい」と答えた。塩釜高校卒で入社2年目の女性社員2人も同席、「予想した以上に楽しく、やりがいがある」と話し、後輩らの就職を応援していた。
同安定所などは23日、就職を希望する来春卒業予定の高校生約350人を対象に、企業側と面談する事業所説明会を塩釜ガス体育館(同市今宮町)で開く。
毎日新聞 2014年07月11日 地方版