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障害者働く「魚やさん」

 志摩市社会福祉協議会は三重外湾漁協と協働して、障害者が魚介類を販売する「ふくしの魚やさん」を18日、始めた。8月8日までの試行販売だが、障害者の新たな就労の受け皿として期待されている。

 ふくしの魚やさんでは、「はばたき」「あいのその」「えりはら」の三つの障害者支援施設の利用者らが、同市鵜方の生産者直売福祉市場と移動販売車で、8月8日までの毎週金曜午後1時頃から、新鮮な魚介類を販売する。

 これまで農作物の栽培や、パンなどの加工・販売の実績はあるが、漁業との連携は初めて。この日はカツオや本マグロ、ムツなど8種類約150キロの魚を仕入れ、市価の半値から3割引きで販売した。

 協議会責任者の佐々智美さんは「利用者には自分たちの仕事があるということが何よりうれしい。成功させて定着させていきたい」と話していた。

2014年07月19日 読売新聞

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