横浜市が実施した「福祉パス」の有料化などを盛り込んだ障害者外出支援制度見直し案への市民意見募集で、自由意見を寄せたパス利用者の45%が有料化案に反対していることが16日、分かった。市障害福祉課は「今回寄せられた意見を踏まえ、市の方針を決めたい」と話している。
同課によると、福祉パスや福祉タクシー券の見直しについては、回答者全体の62%、パス利用者の61%が「理解できる」と回答。「理解できない」を大きく上回った。
しかし、一方で、1619件の自由意見が福祉パスについて寄せられ、「負担は困る」「額を安くしてほしい」などの反対意見が41%を占め、「負担は導入すべき」「仕方ない」などの賛成意見は22%だった。パス利用者では、反対45%、賛成18%。「感謝している」「今後も継続して利用したい」などのその他意見が37%あった。
また、ガイドボランティアの奨励金(500〜1900円)を一律500円にする案については、自由意見を寄せたガイドボランティア利用者の77%が反対だった。
市民意見募集は6月11日から8月17日にかけて実施。募集用紙を障害者手帳所持者などに約2万5千部配布し、計4140件の回答が寄せられた。2665人が自由意見を寄せた。回答者の50%は「障害者本人」で、38%は「障害者の家族」だった。
カナロコ(神奈川新聞)-2012年10月17日
同課によると、福祉パスや福祉タクシー券の見直しについては、回答者全体の62%、パス利用者の61%が「理解できる」と回答。「理解できない」を大きく上回った。
しかし、一方で、1619件の自由意見が福祉パスについて寄せられ、「負担は困る」「額を安くしてほしい」などの反対意見が41%を占め、「負担は導入すべき」「仕方ない」などの賛成意見は22%だった。パス利用者では、反対45%、賛成18%。「感謝している」「今後も継続して利用したい」などのその他意見が37%あった。
また、ガイドボランティアの奨励金(500〜1900円)を一律500円にする案については、自由意見を寄せたガイドボランティア利用者の77%が反対だった。
市民意見募集は6月11日から8月17日にかけて実施。募集用紙を障害者手帳所持者などに約2万5千部配布し、計4140件の回答が寄せられた。2665人が自由意見を寄せた。回答者の50%は「障害者本人」で、38%は「障害者の家族」だった。
カナロコ(神奈川新聞)-2012年10月17日