県内の視覚障害者などでつくる2団体が「視覚障害者の雇用・就労を考える集い」を7日、横浜市神奈川区の「はーと友神奈川」で開く。午後1時半から4時半までで、雇用主などの参加を広く呼び掛けている。申し込み不要、入場無料。
いずれも視覚障害者で、中途視覚障害者の復職支援をするNPO理事長、県立高校教諭、福祉施設の機能訓練指導員ら5人がシンポジウムで自らの経験を語り、課題を話し合う。
主催団体の一つ「視覚障害者支援センターピアプレース」の神崎好喜代表(64)によると、事務職に必要なパソコン操作は技術の発達で視覚障害者もできるようになったが、雇用の広がりは狭い分野にとどまっている。多くの視覚障害者が従事するマッサージ業なども、新規業者の大量進出で自立は難しいという。神崎代表は「視覚障害者の生活実態や雇用への理解が広がってほしい」と話している。
毎日新聞 2014年09月06日 地方版
いずれも視覚障害者で、中途視覚障害者の復職支援をするNPO理事長、県立高校教諭、福祉施設の機能訓練指導員ら5人がシンポジウムで自らの経験を語り、課題を話し合う。
主催団体の一つ「視覚障害者支援センターピアプレース」の神崎好喜代表(64)によると、事務職に必要なパソコン操作は技術の発達で視覚障害者もできるようになったが、雇用の広がりは狭い分野にとどまっている。多くの視覚障害者が従事するマッサージ業なども、新規業者の大量進出で自立は難しいという。神崎代表は「視覚障害者の生活実態や雇用への理解が広がってほしい」と話している。
毎日新聞 2014年09月06日 地方版