障害者と地域住民が交流する「ハートフェスタ2014」が来月5日、京都府亀岡市曽我部町の亀岡運動公園で開かれる。ステージ発表に出演する作業所利用者らが、日常の不安や思いを訴える「構成詩」や歌の練習に励んでいる。
同フェスタは市内の社会福祉法人などでつくる実行委員会が毎年開いている。障害者バンドによる演奏のほか、作業所製品の販売や、被災地支援を目的とした東北物産展がある。
今年の構成詩では、日本が批准した障害者権利条約や、手話言語法制定に向けた思いを、さまざまな障害のある人たちが訴える。今月から市内7作業所の出演者約30人が「野に咲く花のように」などを人前で歌えるよう練習を重ねている。
5日午前10時半〜午後2時半。入場無料。イベント運営を手伝うボランティアも募集している。問い合わせは第三かめおか作業所TEL0771(21)2275。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
「構成詩」朗読の練習をする各作業所のメンバーら(亀岡市保津町・第三かめおか作業所)
京都新聞 【 2014年09月20日 10時27分 】