県障害者陸上競技大会が23日、山口市の維新百年記念公園補助陸上競技場であった。身体障害や知的障害、精神障害がある県内のアスリートら約140人が参加し、日ごろの鍛錬の成果を競った。
大会は県障害者スポーツ協会などが主催し、今年で6回目。走り幅跳びや800メートル走など計15種目の競技があり、選手たちは障害の種類や程度に分かれて戦った。陸上初心者も「チャレンジ種目」としてソフトボール投げや50メートル走に参加した。
観客席からは、懸命に取り組む選手たちに「もっと腕を振って」などと大きな声援が送られた。
ソフトボール投げで11メートル20センチを記録した宇部市あすとぴあ、新居田ゆかりさん(29)は「結果は今一つでした。手の上がりが悪かったので、練習で意識して直していきたい」と早速、次を見据えていた。
毎日新聞 2014年09月24日 地方版