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Channel: ゴエモンのつぶやき
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<むすび塾>要援護者の避難考える 京都22日

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 防災・減災キャンペーン「いのちと地域を守る」に取り組む河北新報社は22日、京都新聞社(京都市)と共催し、京都市伏見区の向島ニュータウンで巡回ワークショップ「むすび塾」を開く。東日本大震災の教訓を伝え、要援護者への連絡や誘導をテーマに、河川の氾濫を想定した避難の在り方を探る。
 向島ニュータウンがある地区は干拓地や埋め立て地で、公営住宅には障害者や中国帰国者が多く暮らす。近くを流れる宇治川が氾濫した場合、最大5メートルの浸水被害が想定されている。
 地元の京都文教大や、まちづくり協議会、障害者支援団体などが共催に加わり、大雨が続く中で直下型地震が襲って氾濫の危険が迫ったという想定で、障害者の避難誘導や帰国者への連絡方法を確かめる。
 河北新報社と東北大災害科学国際研究所、電通が共同展開する津波避難モデル事業「カケアガレ!日本」と連動し、誘導や連絡の様子を検証。要援護者の避難支援の経験がある震災被災者や語り部とともに、災害犠牲を出さないための共助の在り方を話し合う。
 21日には、語り部による被災体験を聞く会を京都新聞社で開く。
 河北新報社は地方紙連携による被災地発の教訓伝承や防災啓発報道の発信に取り組む。昨年6月は北海道新聞社と釧路市で、同10月は宮崎日日新聞社と宮崎市でむすび塾を共催した。京都開催は第3弾になる。

2015年02月04日   河北新報


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