■「雪山」や「花」本格的
精神障害者が撮影した作品を集めた写真展が、和歌山市美園町のアートサポートセンターRAKUで開かれている。色鮮やかな花や夕日、雪山などを被写体にした本格的な作品がずらりと並び、訪れた人たちが熱心に見入っている。
RAKUは障害者の表現活動の拠点をつくろうと、障害者アートの普及を進める「共助のまちづくり協会」(和歌山市)が9月、みその商店街に開設した。これまでに、目が不自由な人たちによる織物展や障害のある子供たちの絵画や書などを並べた作品展を開催し、今回の写真展が今年最後の企画展となる。
会場に展示されているのは、精神障害者がパソコン修理や映像制作などにたずさわる事務支援センター「ソラーナ」(同市)の利用者5人が撮影した写真32点。その中には、写真展開催のきっかけになったという雪山の写真も含まれる。
白銀の世界に包まれた護摩壇山の美しさを切り取った1枚の写真−。それを目にしたときの感動を同センターの生活支援員、百名朝茂さんは「きれいで、迫力があって…。あまりにも本格的で驚きました」と振り返る。
「ぜひ多くの人に見てもらいたい」と写真展の開催を模索していたところ、RAKUの存在を知り、開催を決めた。写真が趣味という20〜30代の利用者が撮影した力作がそろっており、百名さんは「たくさんの人に見てもらうことで、利用者の励みになれば」と話している。
MSN産経ニュース
精神障害者が撮影した作品を集めた写真展が、和歌山市美園町のアートサポートセンターRAKUで開かれている。色鮮やかな花や夕日、雪山などを被写体にした本格的な作品がずらりと並び、訪れた人たちが熱心に見入っている。
RAKUは障害者の表現活動の拠点をつくろうと、障害者アートの普及を進める「共助のまちづくり協会」(和歌山市)が9月、みその商店街に開設した。これまでに、目が不自由な人たちによる織物展や障害のある子供たちの絵画や書などを並べた作品展を開催し、今回の写真展が今年最後の企画展となる。
会場に展示されているのは、精神障害者がパソコン修理や映像制作などにたずさわる事務支援センター「ソラーナ」(同市)の利用者5人が撮影した写真32点。その中には、写真展開催のきっかけになったという雪山の写真も含まれる。
白銀の世界に包まれた護摩壇山の美しさを切り取った1枚の写真−。それを目にしたときの感動を同センターの生活支援員、百名朝茂さんは「きれいで、迫力があって…。あまりにも本格的で驚きました」と振り返る。
「ぜひ多くの人に見てもらいたい」と写真展の開催を模索していたところ、RAKUの存在を知り、開催を決めた。写真が趣味という20〜30代の利用者が撮影した力作がそろっており、百名さんは「たくさんの人に見てもらうことで、利用者の励みになれば」と話している。
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