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Channel: ゴエモンのつぶやき
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伊勢志摩サミット ステキなマーク作りたい

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 来年5月に志摩市で開催される主要国首脳会議(サミット)に向けて、鈴木英敬知事は21日、四日市市のデザイナー近藤敦也さん(25)と会い、シンボルマークの作成を依頼した。近藤さんは「とても光栄です。期待に沿えるようステキなマークを作りたい」と語った。

 近藤さんは、小学1年の時に全身の筋力が衰えていく筋ジストロフィーを発症し、車椅子生活になった。同市の県立特別支援学校「北勢きらら学園」高等部では、グラフィックデザインに興味を持ち、3年の時にグループ5人で北海道・洞爺湖サミットのロゴマークの公募に出品。約4200点の中から最優秀作品に選ばれた。

 現在は、情報機器を活用して身体障害者の社会参加を促す活動をしているNPO法人「ユーネットみらい」(四日市市)に所属し、自宅のパソコンでロゴマークやホームページのデザインを制作している。

 今回のシンボルマーク制作については、官民でつくる「伊勢志摩サミット県民会議」が19日、「近藤さんが最もふさわしい」として依頼先に決定。きらら学園で近藤さんと面会した鈴木知事は、「洞爺湖サミットのロゴを作り、デザイナーになるという夢を実現した近藤さんの生き方そのものが、伊勢志摩サミットを一過性のものとせず、三重県の今後の歩みにつなげたいという我々の思いと一致した」と要請した。

 近藤さんは「三重の自然を意識した色を使い、県民のつながりと未来へのつながりを感じさせる、温かみのあるマークを作りたい」と意気込みを語った。

2015年08月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



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