身体障害者補助犬法について理解を深めようと、宝塚市役所で22日、職員を対象にした研修会が開かれた。介助犬シンシアとともに同法成立に尽力した同市の木村佳友さん(52)が講演し、職員約100人が聴き入った。
同法成立を後押ししたシンシアにちなみ、同市は「シンシアのまち宝塚」をキーワードに、すべての人にやさしく暮らしやすいまちづくりに取り組んでいる。研修は同法や補助犬の実態について、職員の理解を深めようと開催した。
木村さんは補助犬の現状などについて説明。「介助犬の同伴拒否はまだまだ続いており、法律が成立して10年たつのに認知度は低い。職員の皆さんに介助犬について理解してもらい、市民の皆さんにも理解が広がればうれしい」と述べた。木村さんの現在のパートナー、エルモのデモンストレーションもあり、職員は指示に従って働くエルモの様子を見つめていた。
衆院議員時代、補助犬議連の事務局長として同法成立に携わった中川智子市長は「補助犬法は、すべての議員が賛成して議員立法で成立した。職員一人一人がこの法律を通じて、どのような街を作っていくのか考えていただきたい」と呼びかけた。
毎日新聞 2013年01月23日 〔阪神版〕
同法成立を後押ししたシンシアにちなみ、同市は「シンシアのまち宝塚」をキーワードに、すべての人にやさしく暮らしやすいまちづくりに取り組んでいる。研修は同法や補助犬の実態について、職員の理解を深めようと開催した。
木村さんは補助犬の現状などについて説明。「介助犬の同伴拒否はまだまだ続いており、法律が成立して10年たつのに認知度は低い。職員の皆さんに介助犬について理解してもらい、市民の皆さんにも理解が広がればうれしい」と述べた。木村さんの現在のパートナー、エルモのデモンストレーションもあり、職員は指示に従って働くエルモの様子を見つめていた。
衆院議員時代、補助犬議連の事務局長として同法成立に携わった中川智子市長は「補助犬法は、すべての議員が賛成して議員立法で成立した。職員一人一人がこの法律を通じて、どのような街を作っていくのか考えていただきたい」と呼びかけた。
毎日新聞 2013年01月23日 〔阪神版〕