10日午前4時50分ごろ、新潟市西区坂井の身体障害者通所ホーム「新潟もぐらの家」から出火し、入所者の佐野俊一さん(63)が住む部屋と廊下の天井などが焼けた。室内から1人の遺体が見つかり、新潟西署は連絡がとれなくなっている佐野さんの可能性が高いとみて身元を調べている。
同署によると、ホームには9人が入居し、出火当時は7人が在室していた。男性(47)が背中に軽いやけどを負ったが、その他の入所者にけがはなかった。
もぐらの家は身体障害者通所授産施設「もぐら工房」を併設する一部2階建ての建物で、佐野さんの部屋は1階にある。施設には法令上、スプリンクラーや排煙設備の設置義務はない。運営する社会福祉法人新潟もぐら会は「安全対策の基準は満たしている」としている。市消防局によると、施設に法令違反はなく、日ごろの訓練や点検に問題はなかったという。
朝日新聞-2013年2月10日20時23分
同署によると、ホームには9人が入居し、出火当時は7人が在室していた。男性(47)が背中に軽いやけどを負ったが、その他の入所者にけがはなかった。
もぐらの家は身体障害者通所授産施設「もぐら工房」を併設する一部2階建ての建物で、佐野さんの部屋は1階にある。施設には法令上、スプリンクラーや排煙設備の設置義務はない。運営する社会福祉法人新潟もぐら会は「安全対策の基準は満たしている」としている。市消防局によると、施設に法令違反はなく、日ごろの訓練や点検に問題はなかったという。
朝日新聞-2013年2月10日20時23分