Quantcast
Channel: ゴエモンのつぶやき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

障害者への災害情報に工夫を

$
0
0
 福山市を拠点に活動するびんご聴覚障害者防災連絡協議会は23日、同市三吉町南の福山すこやかセンターで、自治体職員との懇談会を開いた。協議会は、独自で考えた災害時の障害者支援案について説明。情報格差を生まない体制も求めた。

 協議会の約30人と、福山市、府中市、尾道市、三原市、呉市、広島県世羅町、神石高原町の5市2町の福祉や防災、消防担当者約25人が参加した。

 協議会側は、9月にあった緊急時情報を伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の訓練で、電子メールの利用が中国地方5県の全107市町村のうち10市町にとどまったことを指摘。金尾千三会長(72)は「聴覚障害者は文字情報が頼り」と訴え、メールの活用を求めた。

 言葉やイラストを指さして伝える会話カード、「聴覚障害者」と記して存在を伝えるベストなど、2011年1月の結成から考案してきたグッズも紹介した。

 自治体職員からは、活動資金や他団体との連携について質問が出た。福山市障がい福祉課の来山明彦課長は「協議会と連携し、障害者に必要な支援の周知などに取り組みたい」と話した。


【写真説明】自治体職員に会話カードの利用方法を説明する協議会メンバー

中国新聞-'12/10/24

Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>