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Channel: ゴエモンのつぶやき
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豆腐で 工賃アップと自立目指し、全国の33施設で豆乳材料に一丁ずつ手作り /宮城

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 90年間続く仙台市太白区中田町の老舗「森徳とうふ店」が、手軽で簡単な豆腐作りを通じ、全国の障害者10+件福祉施設の工賃アップを図って利用者の自立につなげようと、「手づくりとうふ工房」事業を展開している。北海道から熊本県まで33施設が参加しており、「豆腐で工賃を数倍に上げることができた」などの声が寄せられているという。【小原博人】

 同事業は同店専務の森新一さん(48)が手がける。仕組みは「森徳」で作った豆乳を材料に、各施設の利用者が森さん考案のレシピに従って豆腐を一丁ずつ手作りする。前日に大豆を仕込むところから始まる一貫製造に比べ、設備費と手間が大幅に省けるという。

 利用施設の一つ、宇都宮市御幸本町の「みゆきの杜」は、菓子箱の組み立てをしていた07年当時、利用者の工賃が平均で1カ月5000円だった。豆腐に切り替えてから3年後の11年には、同2万4000円に上昇。同施設は「手作り豆腐は1丁250〜300円するが、手作りの付加価値がばねになって800軒の顧客ができた」としている。

 森さんが障害者福祉に関心を持ったきっかけは、9年前に宮城県南の施設と共同で「とうふ工房」事業に取り組んだこと。障害者10+件の厳しい経済的事情を知るにつれ、「自立できる収入の役に立ちたい」との思いが膨らんだ。4年前からは「森徳」単独で同事業を進めている。今後数年で、参加施設の倍増を果たしたいという。

 「森徳」は現在、障害者10+件6人を正規雇用しているほか、涌谷町と大崎市では名物の「おぼろ豆腐」を作る就労支援事業所も運営している。森さんは「全国どこの施設も工賃増の手立てを探っている。根強い需要が見込める豆腐でその手伝いをしたい」と意欲を語る。

毎日新聞 2013年02月24日 地方版

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