NTTグループが全国の自治体に毎年無料配布している「電話お願い手帳」。30年前に流山で誕生し、耳や言葉が不自由な人が外出先で他人に頼み事をしたり、物を尋ねる際のコミュニケーションツールとして定着してきた。31年目を迎え、さらに普及に力を入れている。
旧日本電信電話公社(現NTT)の流山電報電話局で、客と筆談する機会が多かった窓口担当の女性職員が原型を思い付いた。用件や連絡先を書き込み、相手に見せたり切って渡せば、スムーズに意思を伝えられるよう設計されている。1983年に配布が始まり、これまで続いてきた。
NTT東日本千葉支店は3月3日の「耳の日」を前に、今年も県や各市町村へ約8300部を贈呈した。同支店は「30年たったが知名度はまだまだで、特に健常者の人に知られていない。手帳を手にしている人を見たら協力してほしい。外出先での不安を和らげられる存在になれば」としている。
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NTTが無料配布の取り組みを続けている「電話お願い手帳」
千葉日報-2013年02月24日 11:12
旧日本電信電話公社(現NTT)の流山電報電話局で、客と筆談する機会が多かった窓口担当の女性職員が原型を思い付いた。用件や連絡先を書き込み、相手に見せたり切って渡せば、スムーズに意思を伝えられるよう設計されている。1983年に配布が始まり、これまで続いてきた。
NTT東日本千葉支店は3月3日の「耳の日」を前に、今年も県や各市町村へ約8300部を贈呈した。同支店は「30年たったが知名度はまだまだで、特に健常者の人に知られていない。手帳を手にしている人を見たら協力してほしい。外出先での不安を和らげられる存在になれば」としている。

NTTが無料配布の取り組みを続けている「電話お願い手帳」
千葉日報-2013年02月24日 11:12