11月16日から川崎市で開催される世界3大ジャズフェスティバルの一つ「モントルー・ジャズ・フェスティバル」の日本公演で、聴覚障害者向けのシステムを装備した招待席が用意される。難聴や中途失聴の人は音楽がはっきり聞こえ、完全失聴者も音楽を体感して楽しめるという。
招待席に装備されるのは、音響機器メーカー、パイオニア(川崎市幸区)が開発した「体感音響システム」。同社の家庭用高級スピーカーを改良し、骨伝導で音を伝える振動機内蔵のシートや難聴者向けのヘッドホンなどで構成される。同社社員がボランティアで搬入、設置する。
企画したフェスティバル事務局の山本武司さんは「音がはっきりしているジャズは体感に適している。ぜひ世界最高の音楽を楽しんでほしい」と話す。
招待席が用意されるのは、世界的なビッグバンドなどが出演して、11月16日午後7時に市教育文化会館で開演するオープニングライブ。招待席は無料で、市内在住・在勤者を対象に定員20人。介添人の席もある。フェスのウェブサイトなどから応募でき、締め切りは11月2日。問い合わせはフェス事務局(044・222・5866)。
毎日新聞 2012年10月24日 地方版
招待席に装備されるのは、音響機器メーカー、パイオニア(川崎市幸区)が開発した「体感音響システム」。同社の家庭用高級スピーカーを改良し、骨伝導で音を伝える振動機内蔵のシートや難聴者向けのヘッドホンなどで構成される。同社社員がボランティアで搬入、設置する。
企画したフェスティバル事務局の山本武司さんは「音がはっきりしているジャズは体感に適している。ぜひ世界最高の音楽を楽しんでほしい」と話す。
招待席が用意されるのは、世界的なビッグバンドなどが出演して、11月16日午後7時に市教育文化会館で開演するオープニングライブ。招待席は無料で、市内在住・在勤者を対象に定員20人。介添人の席もある。フェスのウェブサイトなどから応募でき、締め切りは11月2日。問い合わせはフェス事務局(044・222・5866)。
毎日新聞 2012年10月24日 地方版