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フライングディスク楽しもう 障害者クラブ、当別に来月発足

 【当別】樹脂製の円盤を投げてコントロールなどを競うフライングディスクの障害者クラブ「とうべつチャレンジドクラブ」が4月に発足する。設立に向けた初の講習会が24日午後1時から、西当別コミュニティーセンター(太美町22)で開かれる。主宰する会社員木村純一さん(55)は「障害者も健常者も講習会に出て、面白さを体験してほしい」と話している。

 町内で剣道少年団を指導する木村さんは、6年前に知的障害のある中学生が入団したのを機に障害者スポーツ指導員の資格を取得。講習を受講するうち、「障害者が参加できるスポーツクラブがほとんどない」と気づき、誰もが楽しめるフライングディスクに出会った。

 フライングディスクは直径23・5センチ、重さ約100グラムで、コントロールや飛距離などを競う。簡単だが奥が深く、障害者の全道大会や全国大会も開かれている。木村さんは町内有志や学生ボランティアらの協力を得て、昨年12月と今年2月に準備委員会を開催。4月からは月2、3回練習会を行い、大会出場を目指す。

 24日の講習会は、北海道障害者フライングディスク連盟から講師を招き、楽しみ方やコツなどを学ぶ。町民なら障害の有無、年齢を問わず誰でも参加できる。参加料300円。問い合わせは町総合体育館内事務局(電)0133・22・3833へ。

北海道新聞-(03/20 12:30)

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