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Channel: ゴエモンのつぶやき
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カキナーレ:若者の本音ノート/113 障害者との関わり /京都

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◆「懸け橋」の大切さ

 ◇ある日の出来事

 この間、母と買い物に行った時のことである。店の中に入ってすぐ、私と同じぐらいの男の子が急に近づいてきて「こんにちは」と言った。そして、突然その人は私の腕をつかみ、母に「この人の名前なんていうの?」としつこくついてきた。もちろん、私や母は全く知らない人である。どうやら障害者のようだった(略)私がパン屋を探していると、また現れて私の腕をつかみ、「時計見せて」と言ってついて来た。彼の行動はさらにエスカレートしてきたのである。正直、怖かった。

 後で考えると、そういう気持ちになった自分がすごく嫌だった。よく「差別のない社会を」なんて人は言う。私だって今まで「人権」について勉強してきたつもりである。しかし、いざとなると「きれいごと」ばかりで、実際心の中では障害者の人を差別するような気持ちになってしまう。心から障害者を受け入れられる人間にはどうすればなれるのだろうか?(00年高3A子さん)

友人とボランティア

 いつだったか、私は隣の友達とこんなやりとりをしていた。

 「正直言って私は障害者の人って怖いし、嫌やわ」「急に大声出したりするもんね」「この間なんか、駅で電車待ってたら障害者の人がいきなり近づいてきてさ、何か言いもって迫ってきたし、めっちゃ怖かったわ」

 それを近くで聞いていた、ボランティア活動をしている友人Yが話に割り込んできて、「障害者の子らは全然怖くないで。すっごく可愛いし、一人一人はおもしろい子ばっかりやで。この間も(略)ずーっと一緒に遊んでたよ」と言ったのだ。

 その言葉を聞いてから、私の中で何かが変わっていった。そうか、怖くないんや、と思うようになったのだ。(略)あの子たちの存在を否定したり、厄介者扱いすることは、違うのではないか。あの子らだって一生懸命生きてんじゃないの、と思えるようになった。今度Yと一緒に障害者ボランティア活動をやろうと、決意した。(略)Yには、本当に感謝している。(00年高3B子さん)

毎日新聞 2013年04月04日 地方版

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