視覚障害者の運動の仕方やサポート方法を学ぶ教室が16日、佐賀市高木瀬町の市健康運動センターで開かれた。障害者と支援者約20人が参加し、適切な走り方や伴走方法などを学んだ。
大阪国際大学の湯川静信教授が研究成果を紹介した。視覚障害者が走る際、聞き取りにくい声や音で誘導すると、耳を傾けてしまい、真っすぐに走れなくなると指摘。支援者が伴走する場合、前後の腕振りを妨げないように横で走るようにアドバイスした。
さらに支援者に対しては、相手の普段のペースを確認したり、障害の特性や運動歴を把握したり、「相手が運動しやすいように、普段から十分なコミュニケーションをとって」と呼び掛けた。
視覚障害者の体力向上などに取り組む市民団体「ユニバーサルアスリートクラブ佐賀」が主催した。自宅で気軽にできるストレッチも紹介され、支援者はアイマスクや白杖を使って視覚障害の疑似体験もした。
2013年03月18日更新
大阪国際大学の湯川静信教授が研究成果を紹介した。視覚障害者が走る際、聞き取りにくい声や音で誘導すると、耳を傾けてしまい、真っすぐに走れなくなると指摘。支援者が伴走する場合、前後の腕振りを妨げないように横で走るようにアドバイスした。
さらに支援者に対しては、相手の普段のペースを確認したり、障害の特性や運動歴を把握したり、「相手が運動しやすいように、普段から十分なコミュニケーションをとって」と呼び掛けた。
視覚障害者の体力向上などに取り組む市民団体「ユニバーサルアスリートクラブ佐賀」が主催した。自宅で気軽にできるストレッチも紹介され、支援者はアイマスクや白杖を使って視覚障害の疑似体験もした。
2013年03月18日更新