障害者らの就労を支援しているNPO法人「ふたば」(広島市西区都町)が新型の水耕栽培装置を導入し27日、育った野菜をお披露目するイベントを催した。
水耕栽培装置は、高さ約170センチ、幅約50センチ。モーターを回して下層のタンクから円筒状の3本の柱に水をくみ上げて落とし、それぞれの柱の途中に設けられた管(各10カ所)に苗を差し込んで、根から水を吸収させる仕組みになっている。
モーターを回すタイマーをセットしておくことで、根菜やつるを伸ばして育つ果物などを効率よく栽培でき、場所もとらないといった利点があるという。トマトの場合、3〜4カ月で1基当たり60キロの収穫が可能。障害者らは、苗になるまで土の入った容器で野菜や果物を育て、タンクの水の補給作業などにもあたってきた。
この日は、装置を使って育て収穫期を迎えたサラダ菜やイタリアンパセリ、コスレタスなどがお披露目され、訪れた市民らが熱心に見入っていた。作業支援員の加茂達男さん(60)は「今後はメロンやトマトを育てて人工透析の腎臓病患者らにPRし、障害者らの就労機会の拡大にもつなげたい」と話していた。
MSN産経ニュース-2013.4.28 05:00
水耕栽培装置は、高さ約170センチ、幅約50センチ。モーターを回して下層のタンクから円筒状の3本の柱に水をくみ上げて落とし、それぞれの柱の途中に設けられた管(各10カ所)に苗を差し込んで、根から水を吸収させる仕組みになっている。
モーターを回すタイマーをセットしておくことで、根菜やつるを伸ばして育つ果物などを効率よく栽培でき、場所もとらないといった利点があるという。トマトの場合、3〜4カ月で1基当たり60キロの収穫が可能。障害者らは、苗になるまで土の入った容器で野菜や果物を育て、タンクの水の補給作業などにもあたってきた。
この日は、装置を使って育て収穫期を迎えたサラダ菜やイタリアンパセリ、コスレタスなどがお披露目され、訪れた市民らが熱心に見入っていた。作業支援員の加茂達男さん(60)は「今後はメロンやトマトを育てて人工透析の腎臓病患者らにPRし、障害者らの就労機会の拡大にもつなげたい」と話していた。
MSN産経ニュース-2013.4.28 05:00