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Channel: ゴエモンのつぶやき
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7人の不思議アート展 大阪の障害者施設で創作

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 知的障害を抱えながら、大阪の福祉施設で芸術活動に打ち込む作家を紹介する展覧会「7人の不思議なアーティストたち」が、高知市南金田の藁工ミュージアムで開かれている。専門の美術教育を受けずに才能を開花させ、国内外で高い評価を得ている人ばかり。同様に障害者らの作品を集めた県立美術館の「アール・ブリュット・ジャポネ展」との共同企画も行われている。(畑矢今日子)

 大阪市阿倍野区の小規模福祉作業センター「アトリエコーナス」に通う7人。同センターはクッキーなどを製造する傍ら、2005年、通所者の秘めた創造性を引き出そうと、絵画などのアート活動を始めた。

 彼らの作品は、フランスの画家ジャン・デュビュッフェ(1901〜85)が提唱し、美術の専門教育を受けていない作家の作品を指す「アール・ブリュット(生(き)の芸術)」に分類。7人は海外からも注目を集め、人気タレントが愛用するTシャツのデザインに採用されるなど、それぞれ美術家として活躍の場を広げている。

 今回は約50点を展示。西岡弘治さん、大川誠さん、植野康幸さんは、フランスの美術団体のコレクションにも加えられている。黒い背景に白い五線譜と音符が踊るような西岡さんの作品は、子どもの頃からクラシック音楽などに接していた体験が反映されている。

 山下拓泉さんは、2歳頃に大好きになったという電車を、カラフルな背景に溶け込むように描いて夢の世界を表現した絵を出品。中村大輝さんは、自画像やお気に入りの英語の歌詞を書き、赤や黄、緑など様々な色鉛筆で塗り重ねた大胆な配色の作品が並ぶ。

 松本志帆子学芸員は「障害者の作業所とアートが結びつかない人は多いはず。作品のすばらしさを楽しむとともに、作業所の可能性を知ってほしい」と話す。

 6月16日まで、火曜休み。観覧料は一般500円、小中学・高校生250円、未就学児無料。問い合わせは同ミュージアム(088・879・6800)。

 会場には、好きな作家を選んで投票するコーナーを設置。25日午後1時からはトークショーと作家の公開制作がある。共同企画では、両展示のチケット半券で観覧料を割引にし、12日と6月2日は同美術館、5月18日は同ミュージアムで、それぞれ美術館とミュージアムの学芸員がギャラリートークを行う。

(2013年5月5日 読売新聞)

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