東日本大震災の影響で亡くなった県内の障害者の人数は身体、知的、精神の各障害がある人を合わせて113人に上ることが14日、分かった。このうち視覚障害者は11人。震災に伴う避難で体調を崩すなどして亡くなった「震災関連死」は含まれず、いずれも津波による犠牲者だった。県視覚障がい者福祉協会などの要望に県が明らかにした。
障害者の犠牲者数は、障害者手帳が交付されている人を対象に、県が市町村から情報提供を受けて初めてまとめた。
内訳は、身体障害者が106人と9割以上を占め、次いで知的障害者6人、精神障害者4人(重複を含む)だった。逃げ遅れなどが亡くなった原因とみられる。
障害者には平常時でも社会の情報が伝わりにくいことが課題となっており、災害発生時には一層迅速な情報伝達や安全な場所への避難誘導が求められている。
(2013年5月15日 福島民友ニュース)
障害者の犠牲者数は、障害者手帳が交付されている人を対象に、県が市町村から情報提供を受けて初めてまとめた。
内訳は、身体障害者が106人と9割以上を占め、次いで知的障害者6人、精神障害者4人(重複を含む)だった。逃げ遅れなどが亡くなった原因とみられる。
障害者には平常時でも社会の情報が伝わりにくいことが課題となっており、災害発生時には一層迅速な情報伝達や安全な場所への避難誘導が求められている。
(2013年5月15日 福島民友ニュース)