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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者差別ゼロ寸劇で

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 障害のある人らでつくる鹿児島市の劇団「必薩(ひっさつ)劇団じゃっどじゃっど」が、差別体験を基にした劇の練習に励んでいる。18日には同市で開かれるフォーラムで寸劇を上演予定。団員らは「差別のない鹿児島になってほしい」との思いで舞台に上がる。(林宏美)

 劇団は、障害者の生活を支援するNPO法人「自立生活センターてくてく」(長位鈴子代表)の知的、身体などの障害がある3人とスタッフ4人で、2011年春に結成した。

 「じゃっどじゃっど」は鹿児島弁で「そうだそうだ」の意味。「健常者が気付きにくい日常の差別や偏見について、誰もが『そうだ』と共感してほしい」との思いを込めたという。

 代表作は「人権戦隊段差なくソルジャー」。車いすで生活する主人公が、段差があるために店に入れなかったり、障害があるために入居を断られたりした体験を基に脚本を作成。主人公が、健常者の心に宿る「無関心」という悪の化身を倒すというストーリーだ。

 ほかにも、クイズ形式の寸劇などを県内の幼稚園や施設、シンポジウムなどで披露。2年間で公演回数は10回を超えた。ヒーローものは特に園児に人気があるという。座長の川崎良太さん(25)は「子どもの頃から障害のある人を身近に感じれば、大人になった時に偏見が減るのではないか」と手応えを感じている。

 川崎さんは筋力が徐々に衰える先天性の脊髄性筋萎縮症を抱えているが、霧島市から毎日、電車で鹿児島市の同法人に通う。「演劇を通して小さな差別や偏見をなくし、障害者が自立して生活できる社会になってほしい」と願っている。

 劇団は18日午後1時〜4時半、同市山下町のかごしま市民福祉プラザで開かれる「こころつながるフォーラム〜差別ゼロのかごしまを目指して〜」でクイズ形式の寸劇を披露する。問い合わせは同法人(099・208・0527)へ。


練習を積む川崎さん(右端)ら団員たち

(2013年5月15日 読売新聞)

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