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障害者ら熊野古道満喫 全国から200人参加 和歌山・田辺

 障害のある人たちに安心して観光してもらおうと31日、田辺市内で全国障害者熊野古道交流会が開かれ、参加者たちは車いすなどで秋の熊野古道散策を楽しんだ。

 障害者にも世界遺産の熊野古道を気軽に訪れてもらおうと、県と県身体障害者連盟が初めて実施。県内をはじめ、京阪神や群馬、広島などの府県から約200人が参加した。

 前日に白浜温泉に宿泊した一行はこの日、3班に分かれてバスで熊野本宮大社(同市本宮町)に参拝したり、発心門王子や水呑王子周辺の熊野古道を歩いたりした。

 古道の一部はアスファルトで舗装されており、車いす利用者も参加した一行は語り部の説明を聞きながら約30分間、ゆっくりと散策を楽しんだ。

 海南市から夫婦で参加した男性(63)は「熊野は初めて。これから本格的に古道歩きをしてみたい」と話し、県の担当者は「こうした機会を通じて、大勢の人たちに熊野古道の魅力に触れてもらえれば」と期待していた。

MSN産経ニュース-2012.11.1 02:16

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