障害者の就労支援に取り組む「NPO法人フェリース」(鳥取市徳尾、岡村恵美理事長)に23日、フランス人画家のジャン・フランソワ・ミラン氏(73)が訪れ、絵画を共同制作して利用者と交流を深めた。
24〜26日に同市のとりぎん文化会館で開かれる同法人3周年記念チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」(新日本海新聞社など後援)の一環。ミラン氏は風景画を中心に作品を発表する傍ら、来日した際に授産施設などを訪問している。
共同制作には10〜60代の利用者ら約20人が参加。水彩絵の具を使って動物や花などを思い思いに描き、アットホームな雰囲気の中で仕上げていった。絵画は同展で展示される。
岡村理事長は「ミランさんがフレンドリーでとてもいい環境で制作ができた」と話し、「就労支援を身近に知ってもらうきっかけにしてもらえれば」と絵画展への来場を呼び掛けていた。
「現代国際巨匠絵画展」には、ミラン氏の作品約30点をはじめ、シャガールのリトグラフなど約120点も並ぶ。入場無料。毎日3回、ミラン氏のサイン会を開催。売り上げの一部は作業所の環境整備や東日本大震災復興支援金に充てる。
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利用者らと絵画を共同制作するミラン氏(右)=23日、鳥取市徳尾のNPO法人フェリース
日本海新聞- 2013年05月24日
24〜26日に同市のとりぎん文化会館で開かれる同法人3周年記念チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」(新日本海新聞社など後援)の一環。ミラン氏は風景画を中心に作品を発表する傍ら、来日した際に授産施設などを訪問している。
共同制作には10〜60代の利用者ら約20人が参加。水彩絵の具を使って動物や花などを思い思いに描き、アットホームな雰囲気の中で仕上げていった。絵画は同展で展示される。
岡村理事長は「ミランさんがフレンドリーでとてもいい環境で制作ができた」と話し、「就労支援を身近に知ってもらうきっかけにしてもらえれば」と絵画展への来場を呼び掛けていた。
「現代国際巨匠絵画展」には、ミラン氏の作品約30点をはじめ、シャガールのリトグラフなど約120点も並ぶ。入場無料。毎日3回、ミラン氏のサイン会を開催。売り上げの一部は作業所の環境整備や東日本大震災復興支援金に充てる。

利用者らと絵画を共同制作するミラン氏(右)=23日、鳥取市徳尾のNPO法人フェリース
日本海新聞- 2013年05月24日