音楽療法教室「グループ銀河」 指導受ける様子 舞台で再現
金沢市で知的障害者の音楽療法教室を開く「グループ銀河」が25日、金沢市の県教育会館でドリームコンサートを開き、生徒の障害者10人のほか、父母、スタッフら約20人が歌や楽器演奏、ダンスなどで日ごろの練習成果を発表した。スリランカでの音楽支援の様子も報告した。
コンサートは前半、日ごろの教室で指導を受ける様子を、生徒たちが舞台で再現する趣向で、歌や鍵盤ハーモニカで「ベートーベン交響曲第九番」第四楽章の一節や東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」などを披露。グループ代表で金沢市泉中学校教諭の和田啓子さんは「生徒たちは最初は人とのコミュニケーションが苦手でしたが、今は楽しくできるようになった」と紹介した。
後半は、和田さんらが、今年三月にスリランカの学校を訪れ、音楽などの教育支援として行った授業の様子を報告。和田さんと親交のある浜岡実さんがサクソホン、後藤洋子さんがピアノ演奏でゲスト出演し、パネルシアターも上演された。
教室は和田さんが二〇〇一年、障害があっても音楽を楽しみ、生きがいを持てるようにと同市田上本町の自宅で教え子を対象に始めた。県内外で演奏会を積極的に開くほか、東日本大震災の被災地支援チャリティーコンサートも実施。昨年七月には宮城県立気仙沼支援学校で激励演奏会も開いた。
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会場の観客と一緒に歌やダンスを楽しんだグループ銀河のコンサート=金沢市の県教育会館で
中日新聞-2013年5月26日
金沢市で知的障害者の音楽療法教室を開く「グループ銀河」が25日、金沢市の県教育会館でドリームコンサートを開き、生徒の障害者10人のほか、父母、スタッフら約20人が歌や楽器演奏、ダンスなどで日ごろの練習成果を発表した。スリランカでの音楽支援の様子も報告した。
コンサートは前半、日ごろの教室で指導を受ける様子を、生徒たちが舞台で再現する趣向で、歌や鍵盤ハーモニカで「ベートーベン交響曲第九番」第四楽章の一節や東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」などを披露。グループ代表で金沢市泉中学校教諭の和田啓子さんは「生徒たちは最初は人とのコミュニケーションが苦手でしたが、今は楽しくできるようになった」と紹介した。
後半は、和田さんらが、今年三月にスリランカの学校を訪れ、音楽などの教育支援として行った授業の様子を報告。和田さんと親交のある浜岡実さんがサクソホン、後藤洋子さんがピアノ演奏でゲスト出演し、パネルシアターも上演された。
教室は和田さんが二〇〇一年、障害があっても音楽を楽しみ、生きがいを持てるようにと同市田上本町の自宅で教え子を対象に始めた。県内外で演奏会を積極的に開くほか、東日本大震災の被災地支援チャリティーコンサートも実施。昨年七月には宮城県立気仙沼支援学校で激励演奏会も開いた。
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会場の観客と一緒に歌やダンスを楽しんだグループ銀河のコンサート=金沢市の県教育会館で
中日新聞-2013年5月26日