県警察学校に今春入った初任科生の51人が3日、熊本市東区長嶺南の県身体障がい者福祉センターで福祉研修に臨んだ。お年寄りや障害者の目線に立つことを意識してもらう狙いで毎年行っている。
センタースタッフの指導を受け、体が不自由な人の身になって学ぶ疑似体験。車椅子に乗ってマットの上を進んでみたり、アイマスクを付けて施設内を歩くなどした。特に身体障害者の案内については、担当者が細かく説明。声を掛けたら横に付いて、肩に手を置いてもらうといった具体的な動作を習った。
会社員を経て入校した木本武志さん(27)は「視覚障害のある人が外を歩く時、不安は大きいと感じた。現場で見かけたら気に掛けようと思う」と話していた。
毎日新聞 2013年06月04日 地方版
センタースタッフの指導を受け、体が不自由な人の身になって学ぶ疑似体験。車椅子に乗ってマットの上を進んでみたり、アイマスクを付けて施設内を歩くなどした。特に身体障害者の案内については、担当者が細かく説明。声を掛けたら横に付いて、肩に手を置いてもらうといった具体的な動作を習った。
会社員を経て入校した木本武志さん(27)は「視覚障害のある人が外を歩く時、不安は大きいと感じた。現場で見かけたら気に掛けようと思う」と話していた。
毎日新聞 2013年06月04日 地方版