山梨市牧丘町室伏の知的障害者施設「そだち園」(染野健二施設長)が1日で設立から30周年を迎えた。利用者や陶芸などの活動を紹介する記念誌をまとめ、交流を続ける地元の住民らに配布した。
同園は1983年、知的障害のある子供を持つ保護者が作った「新樹会」を母体に設立。現在35人の利用者が職員と共に生活している。地域住民と夏祭りを共同で行うなど交流を深めてきた。
陶芸や染め物の指導をしてもらうなど芸術活動を重視。2011年には利用者男性が陶芸で知事賞を受賞したこともあるという。同園の大西俊宏副施設長(42)は「利用者一人一人が得意なことがある」と語る。
開園30周年を記念し、20〜25日には山梨市上神内川の「街の駅やまなし」で利用者が制作した絵画や染め物などの作品展が開かれる予定。
毎日新聞 2013年06月06日 地方版
同園は1983年、知的障害のある子供を持つ保護者が作った「新樹会」を母体に設立。現在35人の利用者が職員と共に生活している。地域住民と夏祭りを共同で行うなど交流を深めてきた。
陶芸や染め物の指導をしてもらうなど芸術活動を重視。2011年には利用者男性が陶芸で知事賞を受賞したこともあるという。同園の大西俊宏副施設長(42)は「利用者一人一人が得意なことがある」と語る。
開園30周年を記念し、20〜25日には山梨市上神内川の「街の駅やまなし」で利用者が制作した絵画や染め物などの作品展が開かれる予定。
毎日新聞 2013年06月06日 地方版