広島市東区の精神科医中山純維さん(62)が、広島をPRするゆるキャラのグッズを製造、販売する会社「もみ爺(じい)本舗」(中区)を設立した。精神障害者の働きやすい場をつくり出すのが目的で、グッズの検品作業を作業所に依頼。将来的には障害者を雇う計画でいる。
もみ爺は、顔がモミジ形で眉が白くふさふさしている。南区のイラストレーターBOOSUKA(ブースカ)さんがデザインした。
グッズは、クリアファイル(200円)、iPhone(アイフォーン)のケース(千円)など5種。もみ爺のイラストに、「ようがんばったのう」など優しい言葉を添える。 商品に不具合がないかを調べる検品作業は、NPO法人ひだまりの家(安佐南区)などに依頼している。既に、宮島(廿日市市)の土産店、広島市内の雑貨店などの店頭に並んでいる。
中山さんは診察を通じて、能力があるのに就職できない患者が多いと感じ、雇用の場づくりを思い立った。業種は「精神疾患との関わりも深いストレスを和らげる商品を広めたい」との理由からゆるキャラ製造を選んだ。
広島労働局(中区)によると、精神障害者の求職申し込みは2012年度に1519件。03年度に比べて約5倍に増加したが、就職率は49%と伸び悩む。上司や同僚とうまく関われず、体調を崩して退職を繰り返すケースもあるという。
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【写真説明】ゆるキャラグッズを説明する中山さん
中国新聞- '13/6/13
もみ爺は、顔がモミジ形で眉が白くふさふさしている。南区のイラストレーターBOOSUKA(ブースカ)さんがデザインした。
グッズは、クリアファイル(200円)、iPhone(アイフォーン)のケース(千円)など5種。もみ爺のイラストに、「ようがんばったのう」など優しい言葉を添える。 商品に不具合がないかを調べる検品作業は、NPO法人ひだまりの家(安佐南区)などに依頼している。既に、宮島(廿日市市)の土産店、広島市内の雑貨店などの店頭に並んでいる。
中山さんは診察を通じて、能力があるのに就職できない患者が多いと感じ、雇用の場づくりを思い立った。業種は「精神疾患との関わりも深いストレスを和らげる商品を広めたい」との理由からゆるキャラ製造を選んだ。
広島労働局(中区)によると、精神障害者の求職申し込みは2012年度に1519件。03年度に比べて約5倍に増加したが、就職率は49%と伸び悩む。上司や同僚とうまく関われず、体調を崩して退職を繰り返すケースもあるという。
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【写真説明】ゆるキャラグッズを説明する中山さん
中国新聞- '13/6/13