【宇都宮】古賀志町の障害者支援施設「靄靄会ハートフィールド」の利用者5人がこのほど、地域との交流などを目的に、新聞「Aiai Journal」を発行した。施設内の出来事や利用者の活動の紹介などが主な内容で、創刊号は記念インタビューやケーキのレシピなどの記事紙面を飾っている。年間2、3回発行し、取材協力者や関係者に配布する。
Aiai Journalの発行は、職員の渡辺真人さん(28)がことし2月のオーストリア研修中に、施設の利用者が新聞を発行していたことを知ったことがきっかけ。
利用者が主体になり取材や編集作業を行うことで、自己実現を果たす狙いもある。
担当職員との編集会議の結果、創刊号の1面トップは2001年から交流している海道小の金子光明校長のインタビュー記事に決まった。プルタブを集めて車いすを贈呈することになった経緯や交流活動の意義を一問一答形式でまとめている。
インタビューの記事を担当した石井章克さん(52)は「インタビューは初めての経験でとても緊張した。次回はもっとうまく聞けるようにする」と張り切っている。
このほか2面では「あいあいレシピ」のコーナーを設け、バナナケーキの作り方を写真付きで紹介。「あいあい会サポーターズインタビュー」では、花屋、パン工房など協力店を紹介している。
Aiai JournalはA3判の両面カラー印刷で4ページ。1千部印刷。
問い合わせは、ハートフィールド電話028・652・7288。
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下野新聞-(6月16日 朝刊)
Aiai Journalの発行は、職員の渡辺真人さん(28)がことし2月のオーストリア研修中に、施設の利用者が新聞を発行していたことを知ったことがきっかけ。
利用者が主体になり取材や編集作業を行うことで、自己実現を果たす狙いもある。
担当職員との編集会議の結果、創刊号の1面トップは2001年から交流している海道小の金子光明校長のインタビュー記事に決まった。プルタブを集めて車いすを贈呈することになった経緯や交流活動の意義を一問一答形式でまとめている。
インタビューの記事を担当した石井章克さん(52)は「インタビューは初めての経験でとても緊張した。次回はもっとうまく聞けるようにする」と張り切っている。
このほか2面では「あいあいレシピ」のコーナーを設け、バナナケーキの作り方を写真付きで紹介。「あいあい会サポーターズインタビュー」では、花屋、パン工房など協力店を紹介している。
Aiai JournalはA3判の両面カラー印刷で4ページ。1千部印刷。
問い合わせは、ハートフィールド電話028・652・7288。
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下野新聞-(6月16日 朝刊)