障害者のスポーツ大会で優秀な成績を収めた選手を表彰する県障害者スポーツ賞に新発田市の出来島桃子さん(38)(右上肢不自由)、同奨励賞に上越市の蓑和忠文さん(66)(右下肢不自由)が選ばれ、11日、県庁で表彰式が行われた。出来島さんは2014年3月に行われるソチ冬季パラリンピック代表に内定している。
出来島さんは、1月に米ウィスコンシン州で開かれた障害者ノルディックスキーワールドカップのバイアスロン・ミドルで2位に輝いた。蓑和さんは、2月に秋田県で開かれた全国身体障害者スキー大会の男子回転座位で優勝した。
泉田知事は2人に、「努力をすれば結果が出せることを身をもって発信し、社会に明るい話題を届けていただいた」と話した。
蓑和さんは2000年、勤務中の交通事故で右足の膝から下を失った。1年間の入院後、リハビリの担当医の勧めでチェアスキーを始めた。現在は、入院中に同部屋だった仲間から教わった養蜂をしながら、全日本スキー連盟(SAJ)の指導員の資格を取得し、健常者にもスキーを教えている。シーズンごとに100日は滑ると言い、「何歳まで滑れるか挑戦していきたい」と意気込む。
出来島さんはパラリンピックに2大会連続出場しており、ソチ大会に向けて「冬まで限られた時間の中でできることをしていきたい」と語った。
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泉田知事から表彰を受ける出来島さんと蓑和さん(左、県庁で)
(2013年6月18日 読売新聞)
出来島さんは、1月に米ウィスコンシン州で開かれた障害者ノルディックスキーワールドカップのバイアスロン・ミドルで2位に輝いた。蓑和さんは、2月に秋田県で開かれた全国身体障害者スキー大会の男子回転座位で優勝した。
泉田知事は2人に、「努力をすれば結果が出せることを身をもって発信し、社会に明るい話題を届けていただいた」と話した。
蓑和さんは2000年、勤務中の交通事故で右足の膝から下を失った。1年間の入院後、リハビリの担当医の勧めでチェアスキーを始めた。現在は、入院中に同部屋だった仲間から教わった養蜂をしながら、全日本スキー連盟(SAJ)の指導員の資格を取得し、健常者にもスキーを教えている。シーズンごとに100日は滑ると言い、「何歳まで滑れるか挑戦していきたい」と意気込む。
出来島さんはパラリンピックに2大会連続出場しており、ソチ大会に向けて「冬まで限られた時間の中でできることをしていきたい」と語った。
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泉田知事から表彰を受ける出来島さんと蓑和さん(左、県庁で)
(2013年6月18日 読売新聞)