◇「個性の豊かさに触れて」
フランス語で「生(き)のままの芸術」を意味する「アール・ブリュット」の作品展が甲賀市内2カ所で開かれている。既存の美術教育に影響されていない知的障害者らの作品が並び、今月開幕した世界最大の国際美術展「第55回ベネチア・ビエンナーレ」に出品している草津市の澤田真一さん(31)の作品もある。
同市甲南町葛木の社会福祉法人「やまなみ工房」では、知的障害者4人の個性豊かな作品を展示する「A Day in The Life」が7月31日まで開催されている。
出展者の一人、鎌江一美さん(46)は米粒状に小さく丸めた粘土で人の顔などを表現する作風が特徴。施設長の山下完和(まさと)さん(46)をモデルにした「まさとさん」と題した作品が多く、2011年に県が主催した「第1回ぴかっtoアート展」の大賞受賞作も展示されている。
鎌江さんは2年ほど前から山下さんと「交換日記」をしており、その日の気持ちや出来事を伝えるのが日課。「作品を一番見てほしいのは山下さん」とほほ笑む。山下さんは「どうしたらこんな発想で作品が作れるのか、と憧れる。作品展を通して、作者たちの真の人間性や豊かさに触れてほしい」と話している。
入場無料。休館日は土日祝日だが、7月6日は開館。問い合わせは同工房(0748・86・0334)。
◇ ◇
一方、同市水口町水口の「甲賀市あいこうか市民ホール」では、23日まで「滋賀のアール・ブリュット展」(県立近代美術館主催)が開かれている。澤田さんら県ゆかりの20人の絵画や陶芸、刺しゅうなどを展示している。入場無料。問い合わせは近代美術館(077・543・2111)。
毎日新聞 2013年06月20日 地方版
フランス語で「生(き)のままの芸術」を意味する「アール・ブリュット」の作品展が甲賀市内2カ所で開かれている。既存の美術教育に影響されていない知的障害者らの作品が並び、今月開幕した世界最大の国際美術展「第55回ベネチア・ビエンナーレ」に出品している草津市の澤田真一さん(31)の作品もある。
同市甲南町葛木の社会福祉法人「やまなみ工房」では、知的障害者4人の個性豊かな作品を展示する「A Day in The Life」が7月31日まで開催されている。
出展者の一人、鎌江一美さん(46)は米粒状に小さく丸めた粘土で人の顔などを表現する作風が特徴。施設長の山下完和(まさと)さん(46)をモデルにした「まさとさん」と題した作品が多く、2011年に県が主催した「第1回ぴかっtoアート展」の大賞受賞作も展示されている。
鎌江さんは2年ほど前から山下さんと「交換日記」をしており、その日の気持ちや出来事を伝えるのが日課。「作品を一番見てほしいのは山下さん」とほほ笑む。山下さんは「どうしたらこんな発想で作品が作れるのか、と憧れる。作品展を通して、作者たちの真の人間性や豊かさに触れてほしい」と話している。
入場無料。休館日は土日祝日だが、7月6日は開館。問い合わせは同工房(0748・86・0334)。
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一方、同市水口町水口の「甲賀市あいこうか市民ホール」では、23日まで「滋賀のアール・ブリュット展」(県立近代美術館主催)が開かれている。澤田さんら県ゆかりの20人の絵画や陶芸、刺しゅうなどを展示している。入場無料。問い合わせは近代美術館(077・543・2111)。
毎日新聞 2013年06月20日 地方版