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障害者 仕事のスキル競う

 「県障害者技能競技大会(アビリンピック和歌山)」が29日、和歌山市園部の高齢・障害・求職者雇用支援機構和歌山職業訓練支援センターで開かれた。特別支援学校や授産施設から15歳以上の男女35人が参加し、日頃の仕事や訓練の成果を競い合った。

 同大会は障害者の職業能力の向上や、雇用の促進を図ることを目的に、全国で毎年開催。

 この日、参加者はパソコンのデータ入力や型紙から化粧箱を完成させる「貼り箱」などの5種目に分かれて挑戦した。「ビルクリーニング」では、家具の下まで入念に掃除機をかけ、散らかった床の上を清掃。「喫茶サービス」では、盆にコーヒーを載せてテーブルに運んだり、丁寧な接客を披露したりしていた。

 各種目の優勝者は、11月に千葉市で行われる全国大会に出場する。

 ビルクリーニングに参加した和歌山大付属特別支援学校高等部3年の土地溝恒輝さん(17)は「隅から隅まできれいにできたと思う。訓練を頑張り、将来は人の役に立てる仕事をしたい」と話していた。

(2013年6月30日 読売新聞)

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