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夏乗り切る新商品販売 障害者支援 金沢の菓子工房

ジュレなど3種

 障害者の就労を支援している菓子工房「プレザン」(金沢市大額)は、夏向けの新商品を発売した。今春から経験豊富なパティシエをスタッフとして迎え、味や素材に一段とこだわった自信のスイーツ。一部スーパーやイベントなどで販売するが限られており、販売場所を提供してくれる店舗を募っている。


 新商品は、口溶けなめらかなムースの上にゼリーをのせた「ジュレ」(一つ百五十円)、とろけるような食感の「窯出し生クリームプリン」(同二百円)、カステラの上にレアチーズをのせてブルーベリーをトッピングした「レアチーズケーキ」(同百五十円)の三種類。ジュレはジンジャーエール、パッションフルーツ、青リンゴの三種類あり、見た目にも涼しげだ。


 プレザンは、障害者支援事業所「ぴあもーる」が二〇一一年十月から運営。知的や身体に障害があるスタッフ五、六人が働いている。今春から金沢市近郊の人気洋菓子店でパティシエをしていたスタッフが加わり、菓子作りの指導やメニューの考案に経験を発揮。スタッフ一丸となって、味と品質の良いものを提供しようと奮闘中。


 金沢市や白山市のスーパーでスタッフ自ら週二回販売するほか、不定期のイベントに出店している。最近は結婚式の引き出物や会合参加者への手土産などにまとまった数の注文が入るようになったが、スタッフが安定した収入を得るためにはもっと販売場所が必要という。


 施設長の諏訪晴男さん(33)は、新商品PRのため金沢市駅西本町の中日新聞北陸本社を訪れ「こだわりの商品をもっとたくさんの人に知ってほしい」と協力を呼びかけた。


 金沢市近郊ならば三千円以上から無料配達する。問い合わせは、菓子工房プレザン=電076(213)5131=へ。 

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菓子工房「プレザン」が夏向けに発売したプリンなどの新商品=中日新聞北陸本社で

中日新聞-2013年7月5日

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