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Channel: ゴエモンのつぶやき
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聴覚障害者の国際競技会 過去最高のメダルを 陸上日本代表で初出場、伊丹の三枝さん /兵庫

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 ブルガリアで開かれる聴覚障害者の国際競技大会「デフリンピック」(26日〜8月4日)の陸上男子4×100メートルリレーと100メートルに、伊丹市の三枝浩基さん(22)が日本代表として初出場する。高校から競技を始め、自力で技術を磨いてきた。デフリンピック陸上男子4×100メートルリレーの日本代表は、2009年に台北で開かれた大会の5位入賞が最高。三枝さんらは過去最高のメダル獲得を目指す。

 昨年7月にカナダ・トロントで開かれた第2回世界ろう者陸上競技選手権でも4×100メートルリレーに出場。4番走者になり、日本代表の過去最高順位の4位入賞を果たした。翌月に行われた日本聴覚障害者陸上競技選手権では100メートル個人で2位に入り、デフリンピック代表に選ばれた。

 三枝さんにとって昨年の世界陸上は初めての国際大会だった。「その時の自分の力を出し切ることはできた」と感じたが、大会3カ月前に肉離れを起こし、2カ月間本格的な練習ができなかった点には悔いが残ったという。競技に専念するため、大会2カ月後には印刷関係の仕事を辞め、競技に打ち込んできた。

 コーチはおらず、専門書を読んだり、強い選手の練習を見たりして練習内容を考え、スピード向上を図った。今年6月に神奈川県で開かれた競技会では、100メートルで自己ベストの11秒02を記録した。

 デフリンピックのリレーでは、エース区間の第2走者を務める予定。三枝さんは「自分の持つ力を見せて、世界の人たちに日本は強いということをアピールしたい」と意気込んでいる。

毎日新聞 2013年07月09日 〔阪神版〕

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