西東京市の知的障害者入所施設「たんぽぽ」の虐待問題で、運営する社会福祉法人田無の会が提出した改善報告に対し、都が「内容が不十分で、都の運営指導に従っているとは言えない」として、報告内容の見直しを求めたことが分かった。
都の指導で設置された第三者委員会は今年5月、入所者への虐待があったと認定し、理事会刷新も求めたが、施設側は6月に虐待認定に反論する報告書を都に提出していた。関係者によると、都は第三者委の認定に関し「多数の職員や関係者の聞き取りを踏まえており、信ぴょう性が高い」とみており、「施設側の報告は期待とかけ離れた内容」として、7月中旬に施設側に文書で再検討を求めた。
施設側は毎日新聞の取材に対し、「担当者が不在」として回答しなかった。
毎日新聞 2013年08月03日 02時30分(最終更新 08月03日 03時12分)
都の指導で設置された第三者委員会は今年5月、入所者への虐待があったと認定し、理事会刷新も求めたが、施設側は6月に虐待認定に反論する報告書を都に提出していた。関係者によると、都は第三者委の認定に関し「多数の職員や関係者の聞き取りを踏まえており、信ぴょう性が高い」とみており、「施設側の報告は期待とかけ離れた内容」として、7月中旬に施設側に文書で再検討を求めた。
施設側は毎日新聞の取材に対し、「担当者が不在」として回答しなかった。
毎日新聞 2013年08月03日 02時30分(最終更新 08月03日 03時12分)