前橋市は6日、来年度の職員採用試験(2013年4月入庁)で設ける障害者枠の募集要項を発表した。募集職種は一般事務で、大卒・高卒程度の計3人の採用を予定。県内の自治体で初めて行政職の採用試験に点字試験を導入したり、手話通訳を用いたりするなどして、視覚、聴覚の障害者が受験できるようにする。
市職員課によると、受験資格は「身体障害者手帳の交付を受けている人」「自力通勤(家族の送迎可)ができ、介助なしに職務の遂行が可能な人」などとしている。22日から12月5日まで申し込みを受け付け、1次試験は来年1月20日に実施する。
市では現在、33人の障害者枠の職員がいるが、入庁後に病気や事故によって障害を持つようになった人がほとんどという。障害者枠を設けての採用試験は、1982年度の実施以来となる。今回、障害者枠の採用試験を実施することについて市は、自治体の障害者の法定雇用率が来年4月に2・1%から2・3%に引き上げられることを挙げている。
(2012年11月7日 読売新聞)
市職員課によると、受験資格は「身体障害者手帳の交付を受けている人」「自力通勤(家族の送迎可)ができ、介助なしに職務の遂行が可能な人」などとしている。22日から12月5日まで申し込みを受け付け、1次試験は来年1月20日に実施する。
市では現在、33人の障害者枠の職員がいるが、入庁後に病気や事故によって障害を持つようになった人がほとんどという。障害者枠を設けての採用試験は、1982年度の実施以来となる。今回、障害者枠の採用試験を実施することについて市は、自治体の障害者の法定雇用率が来年4月に2・1%から2・3%に引き上げられることを挙げている。
(2012年11月7日 読売新聞)