「使命感をもって丁寧に仕事します」。経営破綻(はたん)した県内の食品スーパー・パワーズフジミで働いていた知的障害、発達障害をもつ7人が、パワーズの7店を取得したマックスバリュ東北(本社・秋田市)に再雇用され、20日に新潟市であった入社式で、誓いの言葉を述べた。
7人はパワーズで食品のパッキングや品出しなどの仕事をしていた。当時、社員教育を担当していた藤田雅子さん(現マックスバリュ東北社員)は「破綻のとき、彼らは何が起きたのかよく分からず、失業保険や未払い賃金をどうすればいいか困っていた。苦労して障害を持つ子を就職させた保護者の戸惑いも大きかった」と振り返り、7人が誓いの言葉を述べる姿に「涙が出ました」。
入社式に出た信田友康さん(18)は「新しい会社の新潟での事業の始まりを支える一員になったことに責任を感じています」と話していた。
朝日新聞- 2013年8月21日
7人はパワーズで食品のパッキングや品出しなどの仕事をしていた。当時、社員教育を担当していた藤田雅子さん(現マックスバリュ東北社員)は「破綻のとき、彼らは何が起きたのかよく分からず、失業保険や未払い賃金をどうすればいいか困っていた。苦労して障害を持つ子を就職させた保護者の戸惑いも大きかった」と振り返り、7人が誓いの言葉を述べる姿に「涙が出ました」。
入社式に出た信田友康さん(18)は「新しい会社の新潟での事業の始まりを支える一員になったことに責任を感じています」と話していた。
朝日新聞- 2013年8月21日