東広島市のJR西条駅北側に、来年4月にも発達障害者の就労を支援する新たな施設ができる。同市の社会福祉法人「つつじ」が国から土地と建物を購入した。市中心部に同様の施設がなく、ニーズの高まりに応える。駅北の土地利用が一歩進む。
跡地は中国四国農政局が所有していた535平方メートル。つつじが4500万円で買った。同局の広島統計情報センター東広島庁舎だった2階建ての建物を今秋から改修する。
新たな施設は、自閉症や学習障害など発達障害のある中学生以上の支援を想定する。利用者は軽作業やパソコン操作、接客、電話の応対など、就労に向けた訓練を受ける。家族の相談にも乗り、当初は職員約10人を配置して徐々に増やす計画。
つつじは、広島県の委託を受け、2005年から同市八本松町で相談業務が中心の県発達障害者支援センターを運営している。就労の相談が増えたため、公共交通で通いやすい西条駅近くに就労支援の施設の開設を決めた。広島市東区の広島駅近くにも同様の施設をことし7月に開いている。
西条駅は南北に自由通路を設けるなど大規模な改築が進む。北側には市が所有する西条保育所の跡地(約2550平方メートル)もあり、活用策が注目されている。
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【写真説明】発達障害者の就労支援施設を開設するため、つつじが取得した土地と建物
中国新聞-9 時間前
跡地は中国四国農政局が所有していた535平方メートル。つつじが4500万円で買った。同局の広島統計情報センター東広島庁舎だった2階建ての建物を今秋から改修する。
新たな施設は、自閉症や学習障害など発達障害のある中学生以上の支援を想定する。利用者は軽作業やパソコン操作、接客、電話の応対など、就労に向けた訓練を受ける。家族の相談にも乗り、当初は職員約10人を配置して徐々に増やす計画。
つつじは、広島県の委託を受け、2005年から同市八本松町で相談業務が中心の県発達障害者支援センターを運営している。就労の相談が増えたため、公共交通で通いやすい西条駅近くに就労支援の施設の開設を決めた。広島市東区の広島駅近くにも同様の施設をことし7月に開いている。
西条駅は南北に自由通路を設けるなど大規模な改築が進む。北側には市が所有する西条保育所の跡地(約2550平方メートル)もあり、活用策が注目されている。

【写真説明】発達障害者の就労支援施設を開設するため、つつじが取得した土地と建物
中国新聞-9 時間前