越谷市のNPO法人「視覚障がい者支援協会・ひかりの森」が30日、障害者と市民の交流会「『学び』と『遊び』フェアー」を市中央市民会館(越谷市越ケ谷4丁目)で開く。
「ひかりの森」は、2005年から東武・越谷駅近くで支援施設「ひかりの森」を運営。白杖(はくじょう)を使った歩行訓練や音声パソコンの使用、点字名刺の作製などの指導を通じて、視覚機能が低下した人の社会活動支援などに取り組んでいる。現在、越谷と周辺市町の30〜70代の38人が登録し、利用している。より多くの人に団体の活動と障害者への理解を深めてもらおうと、交流会を企画した。
会では、転がると音がするピンポン球を使った卓球や、紙粘土と碁石を使って点字を学ぶクイズ、触って表裏がわかるコマを使ったオセロゲームや、白杖の歩行体験などを企画。視力低下に悩む本人や家族らの相談も受ける。来場者への案内や接客は、施設利用者がするという。
自身も網膜色素変性症を患い、10年以上前から光を感じる程度の視力しかないという松田和子理事長(69)は「互いの交流に加え、障害を理由に家に閉じこもっている人が、会の取り組みを知り、自分らしく生きるきっかけになれば」と期待を寄せる。
午後1時〜3時。入場無料。問い合わせは「ひかりの森」(048・962・9888)。
朝日新聞-2013年8月26日
「ひかりの森」は、2005年から東武・越谷駅近くで支援施設「ひかりの森」を運営。白杖(はくじょう)を使った歩行訓練や音声パソコンの使用、点字名刺の作製などの指導を通じて、視覚機能が低下した人の社会活動支援などに取り組んでいる。現在、越谷と周辺市町の30〜70代の38人が登録し、利用している。より多くの人に団体の活動と障害者への理解を深めてもらおうと、交流会を企画した。
会では、転がると音がするピンポン球を使った卓球や、紙粘土と碁石を使って点字を学ぶクイズ、触って表裏がわかるコマを使ったオセロゲームや、白杖の歩行体験などを企画。視力低下に悩む本人や家族らの相談も受ける。来場者への案内や接客は、施設利用者がするという。
自身も網膜色素変性症を患い、10年以上前から光を感じる程度の視力しかないという松田和子理事長(69)は「互いの交流に加え、障害を理由に家に閉じこもっている人が、会の取り組みを知り、自分らしく生きるきっかけになれば」と期待を寄せる。
午後1時〜3時。入場無料。問い合わせは「ひかりの森」(048・962・9888)。
朝日新聞-2013年8月26日