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Channel: ゴエモンのつぶやき
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小学生、障害者らに農業体験を 浦安のボランティア団体、八千代で活動 千葉

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 浦安市のボランティアグループ「ふれあい農園クラブ」が、自然豊かな八千代市郊外の畑を借りて耕作を行っている。土と接する機会の少ない浦安の小学生や障害者たちを農地に招いて、貴重な農業体験の場を提供している。

 ふれあい農園クラブは、11年前に結成された。会員は21人で、40歳代から70歳代までの会社員、自営業、主婦、元会社員らが参加している。本格的な農業経験者はおらず、本などで農業の基礎知識を学ぶとともに、八千代市の農家から実地指導を受けている。春に作物を植え付け、夏には、ジャガイモ、レタス、キャベツ、ニンジンなどを収穫。秋にはサツマイモなどが実る。

 毎週日曜日朝、浦安市から会員の車に分乗し、八千代市郊外の約650坪の畑に向かう。無農薬農法を実践しており、雑草が茂る。夏の草むしりは大変だが大切な仕事だ。

 会社員の園田真理さん(40)は「普段、東京のビルのなかで仕事をしているので、農作業は楽しい。ジャガイモとカブの新鮮な深い味に感動しました」と笑顔で語る。元会社員の青木俊次さん(66)は「自分で作った野菜には愛着が生まれます。おいしいですよ」と話す。


千葉県八千代市郊外の畑で農作業に取り組む浦安市「ふれあい農園クラブ」の会員たち

 ボランティア活動の一環として、6月には浦安市内の小学生約70人を現地に招待した。泥んこになってジャガイモを収穫。大きなものを掘り出すたびに歓声があがったという。

 10月の週末には障害者と家族を招いてサツマイモ掘りを行う。現地で豚汁を作り、秋の収穫を楽しむ。市民向けに1日農業体験も企画している。

 代表の佐藤隆夫さん(68)は「土とふれあう機会が少ない浦安の人たちを広々とした畑に招待し、耕作と収穫の喜びを味わってもらっています」と語っている。問い合わせは浦安市社会福祉協議会ボランティアセンター(電)047・380・8864。

MSN産経ニュース-2013.8.29 21:15

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