日本の棚田百選の一つに選ばれている香川県小豆島町中山の千枚田で30日、小豆島と岡山、広島両県の障害者支援施設の利用者らが、5月に自分たちが植えたコシヒカリの稲刈りを行い、実りの秋を体感した。
小豆島町の「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、他施設や地元の人たちと交流しながら、障害者の農業就労の可能性を探っている。同町の「あすなろの家」、土庄町の「ひまわりの家」、玉野市の「のぞみ園」、今年から参加している広島市の「風の家」の利用者らが取り組んでいる。
この日は施設利用者や職員ら約100人が参加。利用者らは自分たちで苗を手植えした5枚(計5アール)の棚田に入り、鎌で黄金色に実った稲穂を丁寧に刈り取った。収穫も田植えと同様に「アグリサポーター」と呼ばれる町から委託された地元農家らが指導した。
収穫体験後は、同町室生の小豆島ふるさと村で餅つき大会を行い、楽しいひとときを過ごした。
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自分たちが植えた稲を刈り取る参加者=香川県小豆島町中山
四国新聞-2013/08/30 17:50
小豆島町の「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、他施設や地元の人たちと交流しながら、障害者の農業就労の可能性を探っている。同町の「あすなろの家」、土庄町の「ひまわりの家」、玉野市の「のぞみ園」、今年から参加している広島市の「風の家」の利用者らが取り組んでいる。
この日は施設利用者や職員ら約100人が参加。利用者らは自分たちで苗を手植えした5枚(計5アール)の棚田に入り、鎌で黄金色に実った稲穂を丁寧に刈り取った。収穫も田植えと同様に「アグリサポーター」と呼ばれる町から委託された地元農家らが指導した。
収穫体験後は、同町室生の小豆島ふるさと村で餅つき大会を行い、楽しいひとときを過ごした。

自分たちが植えた稲を刈り取る参加者=香川県小豆島町中山
四国新聞-2013/08/30 17:50